バンダイ100分の1スケールのウィングガンダムゼロカスタムです。
組んでみた感想としては、OVA版の頭部が小さいプロポーションが再現されていて、「カッコイイ」体型をしています。また、頭部の出来もなかなかで、ガンダムXのシリーズにあった、やや過剰ぎみな筋彫りも無くよくまとまっています。
欠点は4枚の翼があるため立たせるバランスが難しいことや、首のパーツが長く、ひょろりとした印象があること、装甲裏面や前翼の裏のモールドが無いことなどを感じました。また、翼の小翼のポリパーツが剥き出しになっているのも印象が良くありません。後翼の間接にポリキャップが入っていないので、すぐに緩んでしまうであろうことも欠点と言えるでしょう。
▼改造ポイント
改造したポイントは首とマシンキャノン、後翼のアームです。
首は胴体の基部に2ミリのプラ角棒で組んだ土台をつけて取り付け位置を高くするとともに、頭部と接続するボールジョイントの棒を短くし、バランスをとりました。
マシンキャノンは蓋に取り付ける砲身の角度を少し下げることで開けたときのに蓋に貼り付いている印象を無くしました。
また、後翼のアームには径の合うポリキャップを仕込み、緩むことがないようにしました。瞬間接着剤を流し込むことでキャップのがたつき抑えるようにしました。
▼塗装
基本的にキャラクターカラーで塗装し、白と赤はつや消し、黄色は半つや、青はつやありです。
翼の表にはパールブルーを薄く吹き、角度によってわかる程度としました。
ライフルのセンサー部には、MGガンダムの縞模様ホイルシールの余白を切ったものを貼りました。