さすがマスターグレードと言うべきか、基本的にパーツの繋ぎ目が装甲のつなぎ目ですので合わせ目が気になりません。合わせ目が出る部分は太もものスラスター基部上面と肩アーマーだけですので、この二つを丁寧に仕上れば十分な完成度が得られました。しかし、武器はそうは行きませんので、そこがちょっと惜しいと思いました。次のマスターグレードB3グフでは筒状の部品が一体で成型されていましたので、それと比べるともう少し分割に気を配って欲しかったです。
また、膝関節の強度が少々不安ですので気になる方は強化しておかれると良いでしょう。
▼基本工作
本体はほぼ素組みで、肩アーマー内のバーニア基部を接続するダボ穴を切り欠き後ハメができるようにしたことと、太もものアーマーを後ハメできるように切り離しました。
▼塗装
青い外装は下地に銀+白少々、その上からクリアブルー+クリアレッド少量を混ぜたものを吹きました。肩などの銀の部分はこの下地用の銀の上に光沢クリアーのスプレーでトップコートを行ないました。
フレームは黒鉄色、武装は黒鉄色+銀を使いました。
すこし色が薄いものの、ほぼイメージ通りになりました。クリアブルーの層が薄かったため、墨入れを行う際にエッジの部分の塗装がはがれてしまうということがあり、こちらもトップコートをするべきであったと思いました。
外装は曲面構成ですので今までよりも塗装に手間がかかりましたが、その分反射による色調の変化が面白く、メタルにしたかいがあったとも感じました。次回にこの反省を活かしたいです。