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ジェノザウラーBLOX

(月刊電撃ホビーマガジン 平成18年5月・6月号掲載)


製作編完成編

製作の経緯

ムラサメBLOXが掲載されて少し後、編集部から3月発売のゾイドインフィニティネオの特集ページの扉用写真につかうプロップとしてジェノザウラーBLOXとシールドライガーBLOXを作らないかという話が来ました。そのとき、ちょうどシールドBLOXをいじっていたときで、ジェノBLOXも興味があったので作らせてもらうことに。

仮組み

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編集部から届いたのはテストショットというやつでして、ウネンラギアと新規のジェノのパーツのセットでした。組んでみたところ色が色でしたので恐竜博限定カラーっぽい感じに。レイヴン機という話でなかったのでしたらそのまま恐竜博カラーにしていました。
ジェノBLOXはシールドBLOXに比べるとボリュームがある分、やや大味でウネンラギアのフレームの形状の都合もあり半端な印象でした。また、特撮写真としてポーズをとろうにも肘が干渉したり、首の軸が付け根だけだったりと、かなりつらいので関節などをいじってプロポーションの改善と可動の強化をメインに工作しました。

工作

頭部

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頭部は首やあごが固定でしたので首の部分にはブロックを挟むようにして、あごには3ミリプラサポで関節を追加して入れました。また、下あごにはスジ彫り入りプラ板でふたをしてディティールアップし、荷電粒子砲も大型化しました。
首カバーは流用パーツでつくりブロックのジョイントを利用して可動式としました。
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ボディ

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ボディは本来ブロック4つを背面と腹部パーツでサンドする形でしたが、首にブロックを入れることで長さを若干短くする必要が出来たのでレオストライカーのコックピットブロックから切り出したブロック半分サイズのパーツを挟んでブロック3.5個とし、足の付け根を若干前にするためジョイントを加工したパーツで脚を接続するようにしました。
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節が1つ足りないので短い印象を受けましたが、特典ゾイドでニコイチなんてのは論外ですので 、間接の追加も兼ねBジョイントを節の間に挟んで若干延長しました。脚の付ける位置を若干前にすることと合わせて短く感じないようにしました。
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張り出した肘が脚と干渉するので思い切って切断。105ダガーの上腕パーツとポリキャップで上腕を作り、Lジョイントで肘関節を入れた下腕と接続。手首も軸からボールジョイントに変更してポーズをとれるようにしました。
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脚部

そのままだと裏面の肉抜き穴が目立つのでフレームを左右入れ替えて、装甲はプラ板でふさぎました。
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武装

パルスレーザーガンは裏面の肉抜き穴をプラ板でふさぎ、銃口を開口しました。

塗装

ジェノザウラーは新品というイメージでメタリックにしました。ベースはつやありブラックでシルバー部はパールホワイト、紫はパールパープルの厚吹きです。
工作期間はおよそ10日。塗装はシールドBLOXとあわせて4日ほどでした。

後日談

本来はプロップとしてのみの話でしたので、現在では入手の難しくなってしまった市販パーツ(Bジョイント・Lジョイントなど)を使ったのですが、後日作例となるとの話が・・ゾイドの作例としてみると真似(コピー)できないというのは少し問題があったと思いました。そのあたりのフォローも(要望があれば)このページで紹介したいと思います。


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