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ライガーゼロAD

LIGER ZERO ANTI D+
(RZ-041:LIGER ZERO)

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機体解説

ライガーゼロADはガイロス帝国におけるD+シリーズに対抗するためにセッティングしたライガーで、改良点はD+シリ−スを参考にした特殊コーティングと格闘戦能力の強化である。
格闘戦力の強化はサイクスD+のハイブリットガトリングに対抗するための判断で、「バルカンを防ぐことができないのならば、密着することで飛び武器を封じればいい」との考えからなったものである。そのため直線加速力の強化以外に、急激な方向転換を可能にするための強度の高い骨格とバランス能力、闘争心を持つ素体を厳選し、さらにその骨格を守るための耐弾性能の徹底的な強化を行なった。
追加装甲は必要最小限にとどめながらも防御力をあげるという矛盾した要求に応えるためにコストを度外視した剥離システムを採用することとなる。また、ライガー系の特長であるシールドユニットは剥離システムと連動したFシールドを新規に開発し、それを装備している。

装備

特殊コーティング/
ライガーゼロの素体にはD+シリーズの外装と同等の対ビームコーティングが施されており、通常のゼロよりも耐弾性に優れている。そのため、素体状態の戦闘力は著しく向上している。

剥離装甲/
素体に装備する追加装甲は、重量増加を抑えるために軽量化されている。(これは本体の耐弾性の向上によって可能になったことであるが)さらなる強化として追加装甲の表面は微小な金属箔の状態を保ちながら剥離する機構が追加されている。
この表面剥離によって発生した金属箔は一定時間機体の周囲を浮遊し、それによってビームを拡散させることで防御力の更なる強化を行なう。
金属箔剥離はビームの直撃時に自動的に行なわれるほか、任意の時に展開することが可能。剥離時に熱放出も同時に行なうため強制冷却にも使用される。
この剥離皮膜は自己修復が可能で、それによってある程度は剥離金属箔の補給が可能であるが、実際の戦闘においては供給が追いつかないため交換が必要になる。CAシステムに対応しているライガーゼロであるため装備可能なものであるといえる。

改良イオンブースター/
背面に装備されているイオンブースターの給気システムは高性能のフィルターに換装されている。これは剥離金属箔が展開したままでの仕様を可能することが目的のものだったが、それによって連続起動時間および最大出力の上昇が可能になった。

Fシールド/
たてがみ部の頭部フェアリングに装備されている力場発生装置によって剥離金属箔を保持し、角度を調節することでEシールドに匹敵する防御力を得る。金属箔を利用するためエネルギー消費量がEシールドよりも少なく、長時間の稼動が可能。
また、出力を上げることで機体周囲の電磁波を曲げ、透明化ができる。その場合は視覚以外の五感、特に振動感知によって周囲の状況を探る。
ちなみに、FはField of force(力場)の意であるが、「Eの次」ということともかけている。

ピンポイントEシールド/
頭頂部に追加かされた装備で、顔面上部のみを被うEシールドを展開する。
Fシールドを同時に使うことによって前面の防御力は最大となり、シールドライガーのような突撃戦法も可能。

レーザークロー・ファング/
脚部に装備されたレーザークローは熱伝導率を高めた新素材の使用によって破壊力の向上がなされている。また、レーザークローは冷却装置を兼ねる。ファングは前歯が追加されることによって強化されている。


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