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シルフィード II:オンロード仕様

XRZ-057+SP SILPHEED II
(RZ-057:SNIPE MASTER)

シルフィード2
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>CASコンテストを機会にシルフィードの進化型を製作しました。より走ることに特化した機体というイメージでオプション装備だったものを内蔵式にしてみました。

設定

シルフィードはもともと軍が謎のゾイドコアを培養したものにレース用装備を施したものであったため、本体とオプションの間に微妙な齟齬があった。はじめのころは簡単な調整程度で対応していたが、度重なるレースによって機体とレーサーが経験を積み、感覚が研ぎ澄まされてゆくごとにオプションとの間のわずかな齟齬が問題となり、ついに全面改修をされることとなった。そしてフレームレベルでの再構築が施され、完全なレース専用機『シルフィードU』として生まれ変わった。
改修を行なったのはシルフィードを開発した共和国軍の開発部であったため部分的にではあるもののCASを取り入れられている。また、レーサーとゾイドの感覚を同調させる機構が取り入れられているとの噂もある。
シルフィードはガンスナイパーに酷似した外見であったが、シルフィードUにおいてはガンスナイパーにレブラプターの要素を含ませたような外見となった。これはシルフィードに関わった技術者が帝国から亡命した技術者であり、帝国のレブラプター(ヘルラプター)のデータも組み入れたためと考えられているが、シルフィードのコアがヘルラプターのコアと共通であるため、本来の姿に近づいたものであるという証とも考えられている。
フレーム強度や加速性能、旋回性能が向上したものの安定性が低下してしまい、より扱いがピーキーなものになってしまった。そのため、完全に涼子専用機となった。

装備

・頭部ヘッドギア
シルフィードからの変更点の一つとして頭部キャノピーに保護用のヘッドギアが増設されたことが挙げられる。これはケーニッヒウルフを参考に設計されたものでコックピットの安全性向上と共にヘッドギアのセンサーによって夜間や雨天時など視界が著しく狭くなる場合において威力を発揮する。

・腕部ワイヤーガン
シルフィードにおいては特殊八な装備が施されておらず、機体バランスを取るのみであった椀部を有効活用するためにワイヤーアンカー発射装置及び巻き取り機構を増設した。高速走行時における急制動や方向転換、大きな段差を超える場合などに使用される。

・サイドバインダー&カウル
空力特性を変化させるサイドバインダーとカウルはシルフィードから受け継がれている。
シルフィードにおいてオプションであったサイドバインダーは大腿部フレームに組み込まれるようになった。収納時は脚部と一体化するため空気抵抗が押さえられるとともに、非使用時においての破損が少なくなった。また大腿部には大型のマグネッサードライブを内蔵することによって加速性能を向上させている。

・Eソードデバイス
シルフィードにおいて唯一の武装であったEソードデバイスも受け継がれている。収束率が大幅に向上されているためより細い刃を形成することができるようになった。また、ビームガンとしての使用も可能。欠点としては展開することで空気抵抗が増すため高速走行時においての使用が難しくなったことがあげられる。

・ローラースキッド
ローラースキッドは小型化され足首に内蔵されるようになった。サイズが小型化したため安定性という点では劣るが、変形しなくてもローラーダッシュを行なえるようになり、変形におけるロスも少なくしている。

・変形機構
シルフィードと同じく高速走行形態への変形機構を持つ。空気抵抗を減らし、大腿部と尾部マグネッサードライブを使用することで舗装路面において非常に高い加速能力を持つ。安定性においてはシルフィードに劣るもののコーナーリング性能において優れる。

・CAS
空力カウルを含む機体の外装の一部にCASを取り込まれている。これによって部品の交換作業が簡易化され整備製が向上した。また、オフロード仕様などレースの種類に対応した装備に換装することができるようになった。

斜め正面 斜め後ろ
高速走行モード ソード

製作

・頭部
スナイプマスターの頭部下部をそのまま使用し、ハッチを作り直しました。
キャノピーには戦闘機のキットから切り出したものを使用し、その上にエアマスターバーストのパーツから装甲ハッチを製作し、ガンスナイパー風の顔とスナイプマスター風の顔に切り替えることをできるようにしました。

・胴体
胴体は中央部で二つに分割して腰の部分にMGイングラムの腰関節を内蔵しました。上半身にはBジョイントの受けを埋め込み、両端にボールジョイントを持つ背骨パーツで接続することで可動できるようにしましました。

・腕
肩の部分はエアマスターバーストの膝アーマー、腕はHGUCのGP03Sのバックパックを加工したもので、手はスピノザパーのものを流用しました。

・脚
脚はMGリ・ガズィの脚部パーツをベースにして、ヴァサーゴのアームを内蔵して収納式バインダーを製作しました。脚アーマーにはライガーゼロのフェアリングを流用しました、足はかかとの部分にミニ四駆のローラーをつけました。足首間接はBジョイントに手を加えた2重ボールジョイントを使用しています。

・尾
MGゼータガンダムのシールド先端とリ・ガズィのバックパックのパーツを流用しシールドライガーのビームガンを取り付けました。

塗装

外装はニュートラルグレーを下地に吹いてその上にグランプリホワイト、一部マスキングでキャラクターレッドという順番で塗装しました。メカ部はネービーブルーで場所によっては自作のメタルブラックです。

マーキング

ほとんどウェーブのエックスデカールと戦闘機のデカールです。尾の「SILPEED」は自作デカールです。


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