DIMETRODON - AA TYPE
(EZ-065:DIMETRODON)
このディメトロドンはガイロス帝国皇帝親衛隊「白竜騎士団」によって改修されたものである。もともと白竜騎士団には電子戦用ゾイドとして「深影」があるがその機体数は十分ではなく、製造・維持に必要な費用が莫大な特殊装備を多数装備し、操縦も難しい事から機体数をそろえることができなかった。そのため騎士団の規模拡大に伴い、より低コストで扱いやすい機体が必要になったためディメトロドンを改修した機体を用いるようになった。
騎士団の中核であるエクスペルテン等の高速ゾイドと比べディメトロドンは移動速度や走破性に劣り、また高速部隊の随伴電子戦ゾイドは深影が務めるので主に王城にて中継、対空監視などを主目的として改修されている。そのため、ジャミングよりセンシング(特にパッシブ系)を重視した設計となっている。また、データリンク能力も向上させており深影で採用されているレーザー通信用感知焦点を装甲表面及び背びれに多数配置している。
追加センサー及びレーダーの強化:
機体各部にセンサーを増設している。頭頂部には複合センサーポッドを追加し、前方のセンサーレンジと精度を向上させている。また、背びれのアンテナに追加されている板状の部品は表面に電磁波を感知するマイクロセンサー群を配置したものでアンテナの移動とアンテナ両面の厚みによる感知ずれ(視差のようなもの)と受信強度の違いから平面ではなく立体的に感知する事ができる。
追加武装:
対空防御用にバルカンとミサイルランチャーをハードポイントに追加している。本体の各種センサーおよび背面上部に追加された射撃専用のディスクレドームと連動する事で高い命中精度を誇っている。両方ともユニット化されているため着脱・換装が容易になっている。この装備は他の機種でも使用が可能である。
ディメトロドンは色々な意味で完成度が高いので、背びれなどのごちゃごちゃしたメカモールドを隠してよりシンプルな外観にアレンジし、武装の追加をする程度としました。
背びれには電撃ホビーマガジンの作例を参考にメカ部のみを覆うようにカットしたプラ板を貼り付けました。頭頂部のセンサーブロックはMGゼータのグレネードマガジン、背びれ前のディスクレドームにはドラグナーのスローマインを使用しました。バルカンは144分の1サーペントの物を二つに切りジャンクパーツでデコレートし、ドラムマガジンを追加したものです。ミサイルランチャーはMG陸戦ジムのものです。
まず、エヴァ用グリーングレーに若干自作ニュートラルグレーを混ぜたものを下地及びメカ部として塗った後、白色部はエッジを濃くするようにグラデーションをかけながらホワイトで塗装しました。メカ部に色の変化を持たせるため、一部をネービーブルーで塗装しました。背びれのみブラックです。アクセントとして背のスリットを蛍光グリーンで塗装しました。
「ゾイド」及び「ZOIDS」は、TOMYの登録商標です