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ムラサメライガーBLOX

MURASAME LIGER : BLOX EDITION
(BZ-001:LEOBLAZE & QK-01:MURASAME LIGER)

ムラサメライガーBLOX
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製作コンセプト

ポップキットのムラサメは価格・ギミックともによくできていると思いますが、劇中でしている様々なアクションを再現できない点に不満がありました。しかし、ポップキットをそのまま可動モデルに改造しても、ボディバランスの違いから劇中のイメージに近いものにするには大改造が必要ですし、重量を考えるとディスプレイスタンドの保持力もかなり必要と考え製作を躊躇していました。そして、クイックキットを買ってみたところ頭部やアーマーのサイズがBLOXのレオブレイズにちょうど良かったので、BLOXなら作れると思いニコイチでフル稼働のムラサメを製作しました。

製作する上で気をつけた点は、あくまで72分の1であり、ポップキットをダウンサイジングしたものではないということです。具体的にはソードキャノンや腹部の衝撃砲でボディに合わせて小型化すると迫力が足りないと思ったので「アイアンコング→ハンマーロック」や「ゴジュラス→ゴドス」といった今までのゾイドにおける同モチーフの小型ゾイド化のムラサメ版と念頭においていじってみました。そのため、ムラサメソードはキットや劇中のバランスよりも大型化しています。

設定

ムラサメライガーを製作する際にデータを採取するためBLOXをベースにした試験機。レオブレイズのフレームをベースにムラサメの頭部・カウルと専用オプションであるソードとパイルバンカーを装備し、実際の使用におけるデータを取るために使用された。本体は通常のBLOXであるため様々なオプションを装備することが可能だが、脚部フレームは専用のモデルに変更されているためチェンジマイズはできない。本体の性能は従来のレオ系BLOXより若干優れ、本体のみでヘルキャットとほぼ同等の性能を誇る。背面に装備されたムラサメソードを用いることによって(使用者の技量によるが)ワンランク上の中型ゾイド・・ブラックライモスやベアファイターと互角以上に戦うことができた。

ソードを用いた戦闘力の高さが評価され、市街地における治安維持用に背面装備をより扱いやすいものに改装された量産機が若干数製造された。

製作

頭部はクイックキットをベースにあごを可動化させたもので、下の鬣の形状がポップキットと異なるためレオブレイズの鬣を加工したものに変えました。

ボディはレオブレイズとほぼ同じで前から数えて3つ目と4つ目のBLOXの間に144分の1メリクリウスのプラネイトディフェンサーを加工したソードレールを挟んでいます。また、趣味でコアBLOXはネオコアBLOXを使用しました。

脚部は肉抜き穴を埋め、丸穴にディティールアップパーツを埋め込むことで隙をなくしました。また、足首の軸を若干詰めています。ボディとの接続にはウェーブBJジョイントを挟むようにして肩幅を増しました。後ろ足付け根はリングキャップを半分にすることでBジョイントが埋まるようにして上から見て逆三角のボディラインになるようにしました。

尾はBLOXの穴に直接接続すると付け根がしたすぎると感じたので若干上になるように基部を作成。ついでに尻尾は針金にビニールチューブを通してペンタブルにしました。

カウルはクイックキットから流用で、背面と腰はキットでは幅が足りないので接着面で3ミリ程度幅増し、胸部はそのままでジョイントを接続しました。脚部アーマーもBLOXジョイントをつけて接続できるようにしました。

ムラサメソードはジャンクパーツの集合体で、刀身はもののふの忍者刀を流用し、折りたたみ基部はプラ角パイプを加工したものに2ミリポリランナーで接続。ソードキャノン基部は100分の1トールギスのシールド基部とMGZZの足首、本体との接続部はHGイージスガンダムの肩関節を加工したものです。また、砲身は3ミリアルミパイプです。

パイルバンカーは基部が48分の1のジェリ缶、杭はつりの錘、衝撃砲はプテラスのミサイルポッドです。

ディスプレイスタンドはベースがチーズの空き容器、支柱はBLOXを挟んでスティルアーマーの肩関節とジョイントです。本体とはBLOXの穴を利用して接続するので他の小型BLOXでも使用できます。ナイトワイズやブレイドホークといった飛行系だと良い感じかと。

塗装

アニメ風ということで白と青はエヴァンゲリオンカラー(零号機用)から、本体フレームはニュートラルグレーと黒鉄色を混合したもの、金色の部分はメタルカラーのブラスゴールド、BLOXとディスプレイスタンドはつやあり黒でその上から部分的にパールホワイト、ゴーグルはつやあり黒の上からパールパープルで塗装しました。

最後に

作っていて気づいたこととしては、バイオトリケラ・バイオケントロと並べると劇中の比率に近くてちょっとびっくりしました。

ムラサメライガーBLOX

■付記

2006年1月発売の「月刊電撃ホビーマガジン3月号」に
ムラサメライガーBLOXの作例記事が掲載されました。

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