ワースメイカー(WM) :じゃあ、始めようか。今回の舞台はモルアレイドと呼ばれる国々の中の町、モルカンド。それほど大きくない港町で、1000人ほどが暮らしている活気のある町だ。んで、君たちはまだ仲間になっていない。
シルバード :おおっ(驚き)。
ミーファ :そんなの当たり前じゃない。
WM :あまりにキャラの設定がバラバラですので(苦笑)。
ミーファ :しかも、私は住み込みのウェイトレスだもん。
WM :う〜ん、とりあえず町中で君たちは何をしているのかな?
ミーファ :私はウェイトレスのアルバイトで忙しく働いてます。
WM :ふむ、バイト先の店の名前は?
ミーファ :え、知らん。だってWMが教えてくれてないもん。
WM :(おいおい、なんで俺が教えたらなあかんねん)勝手に決めていいで。
ミーファ :じゃ、《真・聖刻》。
WM :却下。
ミーファ :う〜ん、潮の目亭にでもしておくわ。
ファルス :俺は最近知り合ったシルバードと、何か盗むものがないか探している。
セッツァー :私はここの町に着いたばかり。先ほどの宿場町で路銀も底をついてもうボロボロ。死にそう。
WM :じゃあ、セッツァーが入市手続きをして町に入ると、大通りが東西に走っていて、北に貧民街、南に商業区が広がっております。
ミーファ :ところで、今は何時くらいなの?
WM :11時くらいだよ。ここからプレイ本番に入ろうか。外にいるシルバード、セッツァー、ファルスの3人はSENロールを難易度9《捜索》込みでやってくれ。
ファルス :転がしゃいいんだな。・・・・・1! 絶対失敗だ。
WM :いい天気だなぁと海でも眺めておいて(笑)。
成功した二人は、そこから見える貧民街の裏通りで、黒装束に覆面をした男が商人風の中年男の喉元を短剣で切り裂いたのを見る!
シルバード :ああっ!? なっなっな、どういうこと?
WM :(かまわず続ける)血が音を立てて吹き出す。辺りが血で汚れる。返り血を浴びた覆面がゆっくりと君達のほうに振り返る。何の感情も浮かんでいない瞳が覆面の奥から覗いている。
セッツァー :黙って見ておこう。
シルバード :う〜ん(悩)。男はこっちに向かってくる?
WM :うん。何気ない動作で懐に手を入れたかと思うと、君に向かって閃光が走るぞ! DN値を出してくれ。
シルバード :DN、DNと。3が出て合計6。
WM :(ころころ)君の右腕に男の放った投げ短剣が突き刺さる!
2点のダメージ。
シルバード :お〜い、誰かどうにかしてくれ(必死)。あ、鎧で止まるや(安堵)。
WM :(にやり)なんか刃に液体が塗られてるよ。CON13でロールして。
シルバード :おいおいおい。LUC使って・・・・失敗!
WM :ご愁傷様です。痺れて倒れといて。それを確認すると、覆面は瞬く間に二階建ての廃屋の屋根に飛び上がる。「俺の仕事を見たからには生かしておけん。近いうちにあの世に送ってやろう」それだけ言うと姿を消した。
セッツァー :お〜、軽業師や。金ばらまいたろ。・・・あ、所持金0ゴルダや(爆笑)。
WM :そうしてると、通りかかった娘さんが血の海に横たわる死体を見て悲鳴を上げる。「いやぁ〜、誰かきて〜!
人殺しよ〜!」(笑)。
ファルス :マスターが笑うものじゃないぞ。
WM :そうやな、ごめん。んで、駆けつけた衛士がセッツァーとシルバードを取り囲む! 「お前たちが殺人犯か!」
ファルスのほうにも衛士がやってきて、「ちょっと詰め所まで来てもらおうか」と。
ファルス :なぜ、俺は何もしてないのに(笑)。
WM :(シナリオの都合だよ)ミーファ、店の表が騒がしいぞ。
ミーファ :わ〜い。見に行く。たかりに行く(←?)
WM :すると、三人の男が衛士たちに囲まれて連行されているぞ。
ミーファ :知らない人だから仕事に戻る♪
WM :・・・。