イーショッピングのコンテストに出すためにエクスペルテンを改修しました。コンパウンドによるツヤだしと一つは電飾を行ないました。電飾の手順について紹介します。
電飾をするためにパワーユニットから出力用ソケットを取り付けます。 今回はパワーユニットのジョイント基部から電源を取ることにしました。バーサークフューラーのパワーユニットはバックパックとのジョイント基部とモーターボックス部が別になっているのでジョイント基部から取ればモーターボックスを分解する必要が無くてお手軽です。 ジョイント基部のカバーを外し、モーターボックスへ続く配線の反対側に出るようにしてリード線をハンダづけします。そして、出力用のソケットをハンダづけしてソケットに合うようにカバーの一部を切り欠きました。 |
荷電粒子砲の砲身を3ミリのドリルで貫通させます。そして配線を逃がす穴を砲の後ろ端の上下にそれぞれ1ミリの穴をあけました。 3ミリ径に合う発光ダイオードを用意し、リード線をハンダづけします。配線逃がし用の穴から配線を逃がしながら発光ダイオードを埋めます。そしてリード線の反対側を差し込みピンにハンダ付けしました。これを荷電粒子砲発射モード時に発光するようにソケットに差し込みます。 配線は首の内部を通るようにしました。そのとき首カバーの右側を通るようにしました。 |
頭部も電飾します。座席の部分に1ミリ径で穴をあけそこに発光ダイオードのあしが刺さるようにします。そしてリード線をハンダ付けします。反対側も同じように差し込みピンにハンダ付けしますが、プラスマイナスは逆にしました。このリード線は外を通るようにしました。
発光ダイオードはプラスマイナスがあります。バーサークはスイッチによって極を逆転させモーターの回転方向を変えることで歩行と変形ギミックを切り替えるので逆に並列配線した発光ダイオードはそれぞれのモードにのみ発光するようになります。今回は荷電粒子砲に仕込んだものは変形時に発光し、歩行モードは目が発光するようにしました。さらに頭部に色違いの発光ダイオードを逆の極にして配置すればモード変更で目の色が変わるということができます。
ハンダ付けはここ数年したことが無かったのでなかなか感覚がつかめなくて苦労しました。配線の長さを失敗して付け直すことが数回。リード線の長さは余裕を持ってつけるようにするべきでした。
やはり荷電粒子砲のギミックは変形だけでなく発光もあるほうが良いです。それほど難しいものでは無いのでこの記事を見て作りたいと思った方はぜひチャレンジしてみてください。ジェノザウラーやブレイカーにも応用できます。そのときは首の変形でスイッチが入るようにすると良いかなと思います。
また、発光していなくても発光ダイオードが内蔵されているとレンズがあるように見えますのでディティールアップにもなっています。
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